経営者にプレッシャーは付き物?うまく付き合う思考法&行動法6選

企業経営の全責任を負う経営者の皆さんは、日々プレッシャーと戦っておられることと思います。経営者はどうしても孤独な立ち位置になりがちなので、日々襲い掛かってくるプレッシャーと自分一人で戦わなくてはならないとお感じでしょう。

許容できる範囲のプレッシャーであれば構わないが、それがあまりにも大きくなるのは経営に悪影響を及ぼしかねないとお感じになっている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、当記事では経営者の皆さんが日々感じておられるプレッシャーとは何者なのか、このプレッシャーを緩和、改善する方法はないのかという疑問にお答えしていきながら、プレッシャーとうまく付き合っていく方法をお伝えしたいと思います。

1.ほとんどの経営者がプレッシャーを抱えている

程度の差はあるものの、プレッシャーを感じていない経営者はいないと思います。少々極論になりますが、逆にプレッシャーをまったく感じていない経営者というのは本気で経営に向き合っていないと言っても良いのかもしれません。

このプレッシャーとはいったい、何者なのでしょうか。まずはこの得体のしれないプレッシャーの本質や原因を探ってみましょう。

1-1.経営者にプレッシャーは付き物

先ほども述べたように、経営者の皆さんにとってプレッシャーは付き物とも言えるほど身近な存在です。経営のことを考えていても、そうでない時であっても、何とも言えないプレッシャーがあるのは当然のことです。これは何も、この記事をお読みになっているあなただけのことではなく、経営者として奮闘されているほとんどの方々に共通することです。

今あなたが感じているプレッシャーは、決して自分だけのことではなく、経営者であれば誰にでもあるものだと認識してください。

1-2.プレッシャーは責任感の表れ

プレッシャーが大きすぎて抱えきれないほどになってしまっているとお感じの方は、おそらくとても責任感の強い方ではないかと推察します。なぜなら、本来であればそこまで心配しなくても良いことまで思いを巡らせてしまい、目の前で起きているわけでもない問題に不安を感じたりしているからです。

これは逆に考えると、それだけ経営と真摯に向き合っている証拠です。経営者としては正しい思考であり、プレッシャーを感じるほど会社のことを考えているというのは、決して無駄なことではありません。

1-3.経営者は自由であり、孤独である

サラリーマンから見た経営者は、自由な存在かもしれません。しかし実際には自由である一方で責任も多く、そして孤独です。自由であることは決してプラスになることばかりではなく、それゆえにすべてを自分で決めなければならないプレッシャーにつながってしまいます。

このことについても、あなただけではなく他の経営者も同じ感情を抱いているはずです。自由であるがゆえに責任が大きく、そして孤独であるのが経営者なのだと認識したうえで、次のステップであるプレッシャーの緩和に進んでいきましょう。

2.経営者が抱えるプレッシャーを緩和する思考法

ここでは、経営者の皆さんが抱えているプレッシャーを緩和する方法を伝授します。いずれも思考の転換による緩和法なので、まずは頭を柔らかくしてお読みください。

2-1.プレッシャーを感じてこそ一人前

冒頭で述べたように、経営者にとってプレッシャーは付き物のような存在です。逆にプレッシャーを何も感じていない方が問題なのであり、プレッシャーを感じていることはむしろ健全です。

しかも、他の経営者も同様にプレッシャーと日々戦っています。このことを認識したうえで、「プレッシャーを感じてこそ経営者として一人前」と考えるようにしてみてください。

2-2.プレッシャーは決して敵ではないことを知る

プレッシャーを感じる心理の奥底には、マイナス思考があります。「●●になってしまったらどうしよう」「●●にならないようにしなければ」といったように、起きてはいけないことを空想することで、それがプレッシャーになってしまいます。

しかし、このようにマイナス思考で心配事を抱えているうちは、まだその問題が現実になっていないはずです。起きるかもしれない問題に先回りをして心配しているのがプレッシャーの正体なので、「プレッシャーは敵ではない」と認識してみてください。マイナス思考は悪いことではなく、リスク管理に長けた思考なのです。

2-3.常に最悪のシナリオを想像する

先ほどマイナス思考について触れましたが、マイナス思考が行きつくところは「最悪のシナリオ」です。今はまったく最悪のシナリオになる予兆すらなかったとしても空想の世界ではどこまでもネガティブなストーリーが進行してしまいます。

これもマイナス思考がなせる業ですが、ここでも開き直りの精神が有効です。最悪のシナリオを空想したのであれば、その空想の世界と目の前にある現実と比べてみてください。おそらくほとんどの方が、空想の世界にある最悪のシナリオとは異なる世界におられると思います。「最悪のシナリオと比べれば今の状況はましだ」と考えることで、現状への安心感が得られます。

3.経営者のプレッシャーを改善する行動法

前章では経営者のプレッシャーを改善するための思考法について解説しましたが、こちらでは行動法について解説します。3つの行動法でプレッシャーの改善を提案しますので、ご自身に合ったものをお試しください。

3-1.同じくプレッシャーを抱える経営者と交流する

経営者がプレッシャーを感じる原因として孤独も深く関わっているというのであれば、孤独ではない状態を作れば改善できるはずです。他の経営者も同様にプレッシャーや孤独を感じているのであれば、同じ悩みを抱えている人同士の交流を持つのはとても有意義です。

実際にこうしたニーズにために異業種交流会なども開催されていますが、今ではネット上にも同様のサービスがあるため、以前と比べるとはるかに手軽になっています。金融機関や商工会議所などが行っている交流会だけでなく、もっとカジュアルにSNSを使ってみるのもひとつの手だと思います。

3-2.経営のあらゆる要素を数値化、可視化する

経営に対する潜在的な不安も、プレッシャーの要因として深く関わっています。経営者だけがこうした不安やプレッシャーを感じてしまうのであれば、経営のあらゆる要素を数値化、可視化する方法が有効です。数字は嘘をつかないと言うように、数字は人間的な主観を排した客観的なデータです。

主観的な思考は根拠のない不安の原因になりがちなので、客観的な数字というデータを表に出すことで、悩むほどのことではないという気づきが得られるかもしれません。

また、企業によっては経営に関する数字を社員にもすべて公開し、経営者だけではなく全社員が共有しているところもあります。このように「当事者」を増やすことも、孤独ゆえのプレッシャーの改善に役立ちます。

3-3.経営者ではない自分をつくる

経営者の本業は企業経営ですが、そのためだけに生きているわけではありません。経営のことばかり考えているとプレッシャーを感じることも多くなるでしょうから、「経営者ではない自分」を作ってみてはいかがでしょうか。

趣味やスポーツの世界に没頭してみることや、それぞれの世界で他の人たちとの交流を持つことなど、会社や経営から離れたところにある自分を構築することはリフレッシュにも有効だと思います。

この場合重要なのは、仕事から完全に離れた別の世界を作ることです。仕事上の付き合いがある人との交流だと経営者としてのプレッシャーをわずかでも感じてしまうかもしれませんので、あくまでも会社や仕事とはまったく無関係の世界、人間関係を作ることにこだわってみてください。

4.まとめ

経営者にとってプレッシャーは付き物、他の経営者も同様にプレッシャーを感じていることを認識するだけでも楽になる部分もあると思いますが、この記事ではそれをさらに発展させて、経営者の皆さんが抱え込みがちな不安やプレッシャーを改善する思考法や行動法を解説しました。

楽天的すぎるのも別の意味で不安ではありますが、必要以上のプレッシャーで苦しむことがないよう、これらの情報をお役立てください。

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